大衆は考えずに行動する
大衆は個人の集まりではない。
一つの意思を思った、一つの生物だ。
私が思うに、映画「もののけ姫」の冒頭に登場したイノシシの化け物に似ている。
大衆という魔物の力は凄まじい。
ときに社会を大きく変化させることがある。
ときに人を殺すことがある。
大衆は正当性が擬制されているといってもいい。
だから、そこに客観性や批判性は生まれにくい。
権力者はそれを上手く利用しようとする。
だが、大衆性は絶対に必要だ。
それをないがしろにする情報屋は、くだらない。
しかし、絶大な力はときに諸刃の剣になる。
間違った選択をしないためにも、大衆を導く者の倫理観が重要になる。
そして、それを判断する個人の意思だけは失ってはいけない。
情報化が進んだ世界では、倫理観のない情報が錯綜する。
でも、大衆はそんなものに動じてはいけない。
どっしりと腰を据えて、本当に必要なときまで待機していればいい。
必要のないときに動いては、問題をややこしくするだけだ。
暴走はときに自らを破壊する。
それをよく知っている大衆こそが、この世界には必要だ。
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