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2008年5月17日 (土)

大衆は考えずに行動する

大衆は個人の集まりではない。

一つの意思を思った、一つの生物だ。

私が思うに、映画「もののけ姫」の冒頭に登場したイノシシの化け物に似ている。

大衆という魔物の力は凄まじい。

ときに社会を大きく変化させることがある。

ときに人を殺すことがある。

大衆は正当性が擬制されているといってもいい。

だから、そこに客観性や批判性は生まれにくい。

権力者はそれを上手く利用しようとする。

だが、大衆性は絶対に必要だ。

それをないがしろにする情報屋は、くだらない。

しかし、絶大な力はときに諸刃の剣になる。

間違った選択をしないためにも、大衆を導く者の倫理観が重要になる。

そして、それを判断する個人の意思だけは失ってはいけない。

情報化が進んだ世界では、倫理観のない情報が錯綜する。

でも、大衆はそんなものに動じてはいけない。

どっしりと腰を据えて、本当に必要なときまで待機していればいい。

必要のないときに動いては、問題をややこしくするだけだ。

暴走はときに自らを破壊する。

それをよく知っている大衆こそが、この世界には必要だ。


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