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2008年5月 6日 (火)

ルックスというステータスの必要性

 なぜルックスが良いほうがモテるのか?

その答えは赤ん坊にある。

それは、生物が子孫繁栄を本能的に抱いているとすれば、簡単に説明がつく。

 どんな動物でも、赤ん坊はかわいい。では、なぜかわいい必要があるのか?

それは、赤ん坊の防衛本能と大きく関わっている。

たいていの赤ん坊は自分で自分の身を守るのが難しい。

そこで、親やその周りの大人たちに守ってもらう必要がある。

極端に言えば、かわいいほうが生き延びる可能性が高い。または、苦労せず生き延びられる。

 〝美人OL殺人事件〟といった表題のサスペンスドラマをよく耳にする。

殺されたのが美人かどうかは、人が感心を向けるかどうかにおいて、とても重要なことだ。

実際の事件を伝えるニュースでも、被害者が子供か大人か、女か男か、美人かブサイクかといった要素は、視聴率を大きく左右する。

こんなことからも、ルックスの重要性がうかがえる。

 ここにブサイクな人間がいる。しかし、生きていく能力は高い(例えば、地位、名誉、権力などがある)。

そういう人間には、そこそこ良いルックスの人がつく可能性がある。

となると、その子供はブサイクに多少の箔がつく。

それを繰り返していけば、いずれは有能さに加え、ルックスというステータスを手に入れた子孫が生まれるだろう。


となると、〝ルックス〟は一つの要素というよりも、生きるステータスを総合的に判断するもの、と位置づけられる。

つまり、遺伝子、性格、気質、傾向、頭脳といった、あらゆる人間の要素を外に表す看板が〝ルックス〟ということになる。

 看板は常に磨いておくべきだ。しかし、一代でその看板を大きく変化させることはできない。

所詮はほこりを払ったり、小さい傷を修復したりといった程度で、外観にはほとんど変化はない。

しかし、だからといって諦めてしまっては、これからの自分の子孫に対して、重たい負担を背負わせることになる。

そう考えると、整形は良いアプローチ方法ではないかと思う。

もちろん成功することが条件だが、ルックスが良くなれば生きる能力の高い人間を惑わせることができる。

作り物の外観でも、子孫繁栄の観点から見れば重要な転換期だったという位置づけになる。

作り物がいずれは本物になる。

自分自身が、先祖代々続く看板の後継者であるように、これから先に続く子孫もそれを受け継いでいかなくてはならない。

あなたが自分のルックスに不満だと思うのであれば、それはあなたの先祖が看板を磨くことを怠けていた可能性がある。

あなた自身もその先祖達と同じことをしていては、いつまでたっても子孫繁栄はできないだろう。

ルックスという名の看板を磨くのは、自分のためではない。

それを肝に銘じる必要がある。


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