日記・コラム・つぶやき

2008年6月30日 (月)

雨→トンネル→雨

 雨の日、傘をさしながら歩いていて、トンネルにさしかかる。

そして、いつも迷う。

傘をさしたままで通過すべきか、傘を閉じて通過すべきか。

〝どうせ30秒後にはまた雨の中を歩くのだから、さしたままでいよう〟

〝いや、やっぱ人目が気になる。なんか、トンネルに入ったことに気づいていない奴みたいで嫌だ〟

なんてくだらない迷いだ! 人生の岐路には、もっともっと大切な選択があるというのに。

でも、くだらないからといって選択を躊躇していると、半開きの傘をぶら下げて歩くような、余計おかしな姿を披露するハメになりかねない。

〝よし決めた。オレは傘をさしたままトンネルを通るぞ。そのほうが効率的だし、人目なんてクソくらえだ。オレはオレの選択で動くんだ。カッコを気にしてるほうがカッコ悪いっつーの。オレはカッコ悪さをあえて選択するカッコ良さに、カッコ良さを感じるタイプの人間なんだ〟

なんてことを考えているうちにトンネルを抜け、再び傘に雨粒があたる音が聞こえてきて、ようやく安心する。

人間とは、どうしてこうも、時と場合に相応しい状態を求めたがる生き物なのだろうか。

時と場合に相応しくない状態に平気でなれる人間になれたら、どれだけ楽に生きていけるだろうか。

でも、すべての人間がそうだったら、人間などずっと昔に滅びていたに違いない。

どの時代も、空気の読める人間が大半を占めていたからこそ、人間はここまで繁栄してこれたということか。

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2008年6月29日 (日)

納豆only手巻き寿司

 〝腹減ったぁ〟と思って冷蔵庫開けたら、納豆しかねぇ!

最近、納豆卵かけご飯ばっかしだったから、さすがに飽きてきたん。

なので、今日は気分だけでもリッチに、納豆only手巻き寿司にすることにした。

昨日の残りのライスに酢をまぶして、よ~くまぜまぜ。

海苔にそのライスin酢と納豆を乗せて、海苔を巻き巻き。

それにワサビ醤油をちょっとつけて、パクり・・。

マズッ!

え~、〝なんか足りないぃ~〟ってネットで調べたら、酢飯って砂糖入れんの?!!

だったら最初っから、〝砂糖酢飯〟って言えよ!

って、いやだ、もの知らないってこわいわねぇ~。

ひそひそ、ひそひそ・・。

ま、これでまた一つ人生の勉強になったということで。

もったいないから、the酢飯の上に砂糖をパラパラ。

おそるおそる、パクッ。

もぐもぐ・・。

じゃりじゃり・・・。

かけ過ぎだな、完全に。

デザートか!

新作のスイーツか!

ま、腹に入ればちゃんとカロリーになるわけで。

世間ではカロリーは目の敵だけど、ボクにとっては I love カロリー。

でも、なんか一食分損した気分。

あ~なんか、皿にこびりついた納豆のネバネバが洗っても洗っても落ちねぇ~。

イライラ、イライラ。

はぁ、納豆卵かけご飯が恋しいっす。

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2008年6月15日 (日)

自分の性格は遺伝のせいだと思いこみ

 私の母の性格はとても陽気で活発な社交的タイプ。

反対に、父の性格は無口で真面目な内向的タイプ。

私の性格は9割方父の性格を受け継いだのだ、と今まで思っていました。

しかし最近、その父が外ではとても社交的な人間だということを知ったのです。

それは、自分の内向性を父のせいにしていた私にとって、かなりの衝撃でした。

そして、自分は遺伝という不可抗力に甘え、ただ楽な方を選んでいただけだったことに気づいたのです。

それ以来、性格形成は自分の責任だということを常に意識し、なるべく社交的な面を引っ張り出そうと心がけています。

もちろん、いきなり大きく変わることはできませんが、ただ責任を誰かに転嫁してては絶対に何も変わりません。

そのことに気づいただけでも、私にとっては大きな変化です。

 先日、六本木のクラブに行きました。

クラブといっても女の子とお酒を飲むほうのではなくて、踊るほうのクラブです。

今までは自分の行く場所ではないと勝手に決めつけ、そういったところは避ける傾向にありました。

以前なら、〝東京の夜は怖い〟という印象をずっともっていたので、終電がなくなるまで東京にいることなど考えられませんでした。

しかし、それも勝手なイメージにすぎなかったのです。

朝でも昼でも夜でも、違うのは街の景観だけで、そこにいる人たちはみな自分と同じ〝人〟だな、という印象を受けました。

先入観というのは、ときに現実ではない世界をつくりあげてしまうものです。

どんな物事も、経験して初めて評価できるのではないでしょうか。

 クラブに入った私は、初めはぎこちない感じで、まわりに合わせるように体を揺らしていただけだったのですが、次第にアルコールがまわり始め、いつの間にかまわりのことなど気にしないようになって、そのうち汗だくになるほど激しく踊っていました。

クラブの雰囲気にも慣れ始めると、今度は話し相手がほしくなり始めました。

まわりはカップルか、友人を連れた人ばかりです。

〝ナンパ〟という、自分にとってもっとも縁遠い言葉が脳裏をかすめました。

ずっと私の前で踊っているカワイイ女の子がいて、ちょくちょく目があっていた(思いこみかもしれませんが・・)ので、勇気を振り絞って声をかけることにしました。

実は、ナンパは初めてではありません。

高校生のころ一度、近所の道ばたで女の子に声をかけたことがあります。

ただ、何を話していいかもわからず、あたふたしていたら、そのまま逃げられてしまったという苦い経験でした。

それ以来、ナンパは自分には向かないと悟り、女性を避ける傾向にありました。

それを思えば、私にとってはナンパの成功よりも、ナンパすること自体がかなりの前進です。

私はその女の子の背中に軽く手をあて、「のど渇かない?」と声をかけました。

あまりに音楽のボリュームが大きいため、彼女は笑顔で「?」といった表情をしました。

〝これは好感触〟と思った私は、彼女の耳元で同じ言葉をかけると、それを受け入れたような素振りをしました。

〝やった〟と思った瞬間、彼女の連れらしき女の子が近づいてきて、なにやら彼女に耳打ちをしています。

そして彼女が、「私たちお酒飲めないんです」という断りの言葉を私に耳打ちしました。

ナンパになれている人ならここでもっと押すこともできたのでしょうが、私の心臓はもうバクバクで、何て返せばいいかなど検討もつかなかったので、適当にうなずいてその場を離れました。

しかし、がっかりというよりも、声をかけることができたという高揚感のほうが強かったように思います。

私はそれから終了まで、ひたすら踊り続けました。

 こんなことで人生が好転するとは思えませんが、心に多少の余裕がもてるようになりました。

これからは、先入観で避けるのではなく、あらゆるものに挑戦していきたいと思っています。

性格は遺伝するのではなく、遺伝すると思い込んでいるところに、性格が似る要素が強いように思います。

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2008年6月14日 (土)

フマキラーの「瞬間凍殺」と核兵器

 先日、近所のホームセンターで「瞬間凍殺」という、殺虫成分を使わずに-85℃の冷気で害虫を駆除するという商品を買ってみました。

私の自宅周辺は緑が多く、自然環境としては申し分ないのですが、そのデメリットとしてやたらと虫が部屋に侵入してくるのです。

テントウ虫やカマキリあたりの昆虫は、殺すのが不憫なので外に逃がしてあげていたのですが、さすがに蚊やハエやゴキブリといった害虫まで助ける義理もなく、さっさと殺してトイレなり排水溝なりにおさらばしていました。

ただ、蚊やハエはすばしっこくて捕まえにくいですし、ゴキブリにいたってはとても素手で捕まえることはできません。

もちろん殺虫剤は買い置きしていたのですが、ペットを飼っていることや、あのツーンとする臭いが苦手で、なるべく使わないようにしていました。

そんなとき「瞬間凍殺」に出会ったのです。

以前にも同じような商品が売られていたようですが、ガスに引火する事故があったせいで発売中止になっていたようです。

改良により引火しにくいガスを使用しているようですが、それでもやはり〝火気厳禁〟の文字が朱書きされています。

 喜び勇んで「瞬間凍殺(飛ぶ虫用)」を手にしたものの、こういうときに限って害虫はなかなか部屋にやってきません。

とりあえず空中に噴射してみると、これが意外と威力が強く、なかなか頼もしい感じがしましたが、いかんせん敵に試したわけではないので、その効果はよくわかりませんでした。

そのとき私は、核兵器を手にした権力者の心境を空想しました。

手にした物の威力を試してみたいのが人の常。

それが後々後悔に繋がるのです。

私はやたらめったら部屋中に冷気を散布し、終いには自分の手のひらに噴射してみました。

試しに軽くかけた程度ですが、半端じゃなく痛いです。

もちろん、商品の側面には〝人やペットに向けて使用しない〟と注意書きがありますから、私のように興味本位で皮膚にかけてみることは絶対にやめたほうがいいです。

ちなみにその後、初めての敵(蚊)をやっつけてやりました。

ただ、やはり飛んでいる敵は狙いが定めにくいことと、噴射の勢いが強いので、敵の亡骸を捜すのに一苦労するという欠点は否めません。

値段も1000円前後と殺虫剤よりも割高ですが、ペットや小さな子供がいる家庭にはもってこいの商品ではないでしょうか。

それと、使用用途が違いますが、一人暮らしの女性の部屋の玄関に一本置いておくと、不審者の撃退に役立つかもしれません (いや、害虫退治という意味では使用用途通りかもしれませんね^^)。

あの冷気をかけられたら、どんな男も逃げ出していくでしょう。

それぐらい、冷気の火傷は痛いです。


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2008年5月21日 (水)

素晴らしいものを目の当たりにして思うこと

 ある人が興奮気味に言った。

「日光菩薩と月光菩薩、格好良かったよぉ。絶対に観に行ったほうがいい」

一般人はなかなかお目にかかれないその菩薩像が、いま東京の美術館で観れる。

ニュースなどで何度も特集されていたから元々知っていたが、その人のあまりの力説ぶりに、これを逃したら一生後悔するような気になって、私もさっそく行ってみた。

それを目の前にしたときの感想は、正直よくわからない。

〝よくわからない〟というのは、〝つまらない〟とか〝悪かった〟という意味ではない。

抽象的な感想になってしまって申し訳ないが、〝不思議な感覚〟だった。

確かに立派なものだったし、細部に至るまで繊細でいて、堂々とした立ち姿で、面持ちも古い歴史を感じる素晴らしいものだった。

全身に鳥肌が立つような感覚もあった。

しかし、それはその像に対する感動だったのか、テレビで特集されるほどの国宝を目の前にしたという感動だったのか、それとも、身動きできないほどたくさんの人が同じように見上げているという中での自分の状況に対する感動だったのか、よくわからない。

素晴らしいのは間違いないのだが、何が素晴らしいのかわからない悔しさが残った。

いま思い返せば、あのとき本当に自分はその場所にいたのかさえ、よくわからない。

本当に素晴らしいものは現実感を失わせる。

 もし人に「菩薩像どうだった?」ときかれたら、私は間違いなく「すごかった」と答える。

でも、その感想と、実際のその瞬間の感想とはかけ離れているような気がする。

逆に言えば、まっとうに評価できるものは、それほどのものではないのかもしれない。

あの瞬間の自分は、〝圧倒される〟という感覚すらもまるでなかった。

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2008年5月 8日 (木)

舌の裏の突起物

 まず、鏡を用意する。

 鏡の前で大きく口を開ける。

 口の中で舌を丸め、舌の裏側を見てみる。

 真ん中に一本の筋と、その左右に青紫色の線があるのがわかる。

 その青紫色の線のすぐ横を、親指と人差し指の先でつまんでみてほしい。

 1㎝ほどのナマズのヒゲのような突起物があるのがわかる。(初めて見る人は、けっこう驚く)

 小学一年生のころ、わたしはこれを発見して軽いパニックを起こした。

 〝自分は普通の人間じゃないんじゃないか〟と本気で考えた。

 今思えば笑える話だが、未だにこの突起物の謎は解明できていない。

 自分のことはすべて知っているように思いがちだが、実際はほとんどわかっていない。

 外観ですらそうなのだから、内面にいたっては、宇宙に匹敵するほど神秘のベールに覆われている。

 自分の一生をかけて、いったいその未知を、どれくらい既知に変えることができるのだろうか。 
 
ちなみに、舌の裏の突起物の存在意義を知っている方、ぜひ教えてほしい。

 

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2008年4月11日 (金)

エロいのは頭の良い証拠

 鳩は交尾の際、人間のような快感をまったく感じないそうだ。それは脳みそが小さく、想像力による快感物質の分泌促進作用がないためだ。メスの上に乗って羽をばたつかせても、自分がなぜこんなことをしているのか理解できない。

 これは、自慰のできる人間が、すさまじい想像力をもっていることの証明だろう。実際にそこに相手がいなくても、映像があれば十分オーガズムに到達することができる。想像力がなければとてもできない行為だ。

 逆に、映像すら観る必要がなかった中学生ごろから考えれば、想像力は確実に衰えているのかも知れない。中年になると性的欲求が衰えるのも、それを物語っているようだ。

 〝エロい人間=頭が良い〟という定理はわかった。

 では、

 〝頭を良くする=エロさを追求する〟という定理は成り立つだろうか。

 私は成り立つと思う。少なくとも、ボケ予防に性的欲求の維持が重要なのは間違いない。手足の運動が重要だという人がいるが、それは手足を動かすと脳に刺激を与えることできるからだ。そんな間接的な刺激より、性的欲求の維持のほうがよっぽど効果がある。異性を気にすることで、人は若さを維持できる。

 自分のエロさを卑下する必要はない。エロいのは頭の良い証拠だ。ただ、風俗や映像などに頼って欲求の解消しようとするのはもったいない。それでは年齢とともに衰えていく一方だろう。AVをレンタルすることすらできず、本能とわずかな情報のみで行っていた中学生のころの自慰を思い出して、ときには想像のみでイク訓練をしてみるのもいいかもしれない。歴史上の天才たちは、想像力豊かな自慰をしていたに違いない。

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